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2006年03月01日

母子手帳の交付

妊娠が判明したら、さっそく近くの市町村役場に行って妊娠届出書を出してください。

安全で快適な妊娠生活を送るために、妊娠11周未満にもらうのが理想的とされています。

いつまでにという期限はありませんが、遅くなるとサービスが十分に受けられないこともあります。

届出を出すと、母子健康手帳、通称母子手帳が交付されます。

これによって、妊婦は法律上の保護を受けることができるようになります。そして様々な制度上のサービスを受けることができます。

母子手帳は一生もの

母子手帳は妊娠中の記録や出産の記録など、子供に関する、あらゆるデータを書きとめておくもので、とても大切です。

予防接種の記録など、忘れがちですが、母子手帳にきちんと記録しておくと、あとからすぐに確認することができます。

子供の大切な記録として、大人になるまで大切に保存しましょう。

母子手帳は双子の場合は二冊、三つ子の場合は三冊、それぞれ人数分交付してもらえます。

母子手帳で受けられるサービス

妊娠届けを提出すると、母子健康手帳の交付だけでなく、妊娠期間を健康にすごすために、たくさんのサービスが受けられます。

無料で健診が受けられようになります。
市区町村主催の母親学校、両親学校を無料で受講できます。
妊婦訪問指導、妊娠高血圧症候群などの療養援助が受けられます。

これからの内容は各自治体によって異なりますので、市区町村の役場などでご確認ください。

健診の際は、必ず母子手帳を持っていって、必要事項を記入してもらいましょう。

入籍はまだの場合はどうすればよいですか?

入籍していない場合は、現在の姓で手帳を交付してもらうことができます。

入籍したら、自分で記入しなおしておきましょう。

入籍が近い場合は、住民票を移して新しい姓で母子手帳を交付してもらいましょう。

ママが母子健康手帳を取りにいけない場合

ママが母子健康手帳をもらいにいけない場合は、パパがもらいに行っても交付してもらうことは可能です。

ただ代理人の身分証明や印鑑が必要になる場合もありますので、事前に確認しておきましょう。

2006年03月07日

妊娠初期の出血

妊娠したことによって起こる出血は赤ちゃんに重大な影響を及ぼすものもあれば、心配のないものまであります。出血した場合には少量でも、自分で判断せず医師に相談しましょう。

おりものに血液が混じる場合もあり、その場合は、色が薄く気づきづらいこともありますので、よく観察してください。

一番心配なのは、流産の兆候です。出血があったら、まずは安静にしてください。できるだけ動き回らないようにして、かかりつけの産婦人科に連絡をとって、受診するようにしてください。

夜中や休日の場合は、まず様子を見て、出血がほんの少量で、血液が茶色く変色している場合は、
翌日の診療でも間に合うでしょう。

生理の多い日くらいの出血や、血のかたまりが出た場合は、診療時間外でも急いでかかりつけの産婦人科もしくは休日・夜間診療センターに行く必要があります。

流産

出血の症状が見られた場合、流産の場合が考えれます。流産とは、ママのおなかの外で育つことのできない妊娠22週未満で、妊娠が中断してしまう状態のことを指します。

赤ちゃんや、胎盤、絨毛(じゅうもう)などが母体の外に出てくるため、大量の出血や血のかたまりが出てきます。この場合は進行流産が考えれます。

子宮内に赤ちゃんがとどまっている場合は、稽留(けいりゅう)流産と呼ばれ、出血や痛みはあまりありません。

尿検査や血液検査、超音波検査などで流産が確定した場合は子宮内の組織を取り除く処置を施します。

2006年03月10日

子宮外妊娠

正常な妊娠は受精卵が子宮内膜に着床します。

ところが、受精卵が卵管や卵巣、子宮頚管などの子宮内膜以外に着床してしまった場合は子宮外妊娠とといいます。

最も多いのは、卵管に着床する場合で、このケースだと赤ちゃんが育つスペースがないため、流産になります。卵管が破裂してしまうこともありますので、医師の診断で確かめましょう。

胞状奇胎

胞状奇胎も異常妊娠の一種です。

妊娠初期から出血がはじまります。この病気は胎盤をつくる絨毛(じゅうもう)が異常に増殖して、水泡状のぶどうのようなつぶになって子宮の中に充満してしまいます。

診断の結果、胞状奇胎と分かったら、子宮の中を掻爬(そうは)して、キレイにしなければなりません。
少しでも残ると絨毛(じゅうもう)ガンが起きることもあるからです。

切迫流産

切迫流産とは妊娠22週未満に流産しそうになる状態のことをさします。

なんらかの原因で子宮収縮が起きて、胎盤の一部が子宮壁からはがれてしまうために出血をともないます。

切迫流産の主な症状として、おなかの痛みと出血がありますが、片方だけの場合もあります。

赤ちゃんの心拍が確認できれば、安静や治療によって妊娠の継続が可能になることがほとんどです。

その他の出血

妊娠と関係なく、子宮膣部びらん(赤くただれること)やポリープ(豆粒大のいぼのようなもの)によって不正出血する場合があります。

受診すればすぐに診断がつきます。妊娠や出産に影響することはあまりありません。

2006年03月16日

妊娠初期の便秘

妊娠すると便秘になる女性が多く見られます。黄体ホルモンの影響を受けて、腸管の活動が鈍るためだと言われています。どうしても便秘がひどいときは、自分で勝手に薬などを飲まず、医師に相談してください。

また食生活を改善することで、便秘が解消されることも多くあります。野菜や海草など、繊維質の多いものを食べましょう。また、水や牛乳などの水分を十分に補給することも大切です。

運動なども適度にしながら、妊娠初期の便秘を乗り越えましょう。

下痢の症状

便秘とは逆の下痢を引き起こす場合もあります。おなかを冷やしたり、消化の良くないものを食べたり、強いストレスが原因で下痢を起こす場合があります。

下痢がひどいと流産をまねく危険性もあるので、その場合は医師に相談してください。

頭痛

つわりとあいまって頭痛を感じる場合も多くあります。頭痛がひどいと、思わず薬を飲んでしまいそうになりますが、妊娠中は薬を飲むことはすすめられません。安易に薬に頼らないでください。

つわりが終わる頃には頭痛も改善していることがほとんどです。

妊娠初期の微熱

妊娠すると、基礎体温は高温のまま推移します。この高温は妊娠16周頃まで続きます。

妊娠初期は微熱の状態が続きますので、不快感や熱っぽさを感じます。

37度5分以上になった場合は、別の原因が考えられますので医師の診断を受けてください。

だるさ

妊娠初期は微熱の状態が続きますので、体がだるくてぼーっとする感じることがあります。

また、つわりで食事による栄養分が十分にとれないためにだるさを感じることもあるようです。

めまい

妊娠をすると低血圧になり低血圧からくる、めまい、頭痛、倦怠感を感じる方が多くいます。

急に立ち上がったときや、お風呂上りはめまいを感じやすいので、気をつけてください。

その場合は、姿勢を低くして安静にしましょう。

医師に貧血と診断されたときは、食生活などを通じて改善を図ります。

おりもの

妊娠中はおりものが多くなりますが、異常な症状ではありませんので、あまり心配はいりません。

それでも不安な場合は、健診の時に医師に相談してみましょう。

入浴やシャワーをこまめにして、陰部を清潔に保ちましょう。(ただし石鹸では洗わないでください)

妊娠中の薬について

妊娠中の薬は、残留性がある場合、胎児に大きな影響を与える場合があるので、できるかぎり服用を控えましょう。

ただ慢性疾患を持っていて妊娠した場合は、かかりつけの医師と相談をしながら、できるだけ妊娠中でも影響が少ないと言われている薬を服用するようにしましょう。

理論的に、最終月経日から28日目までは、一部の例外を除き、薬を飲んでも奇形の問題は無いとされています。ただその直後から危険な期間に入りますので、妊娠したかも知れないと思った場合は、薬の服用は避けたほうが安心です。